逃げるを選べる社会
社会にもっと”逃げ”のグラデーションを。逃げの多様性を題材にした映画を広めたい




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2025/9/15 08:17
レビュー紹介③坂井 勇貴【浮遊街〟合同会社Uii CEO】

浮遊街〟合同会社Uii CEOの坂井 勇貴さんより本作のレビューコメントをいただきました!
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「逃げるやつはダサい」
そう思ってる人は、もう時代遅れだ。
ブラック企業で擦り切れても「逃げないのが美徳」?壊れた家族に縛られても「我慢が愛」?
——笑わせるな。
その“常識”こそ、すでに壊れている。
人類はそもそも、危機から“逃げる”ことで進化してきた。ライオンからも、暴君からも、共同体ごと逃げて生き延びた。
「逃げること」は臆病なんかじゃない。
それは、生物としての叡智だ。
直近の問題は“どう逃げるか”だ。
ニートや退職代行、ただ社会に不満を撒き散らすような「消極的逃避行」ではなく、どうせ逃げるなら、自分の物語を作り直すような「創造的逃避行」でありたい。
逃げることを笑う人間より、
逃げて新しい世界を始める人間の方が、ずっとかっこいい。
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盟友 雨宮 優 の初監督映画を観たんだけどめちゃくちゃ良かったので紹介します!彼のプロジェクト〝逃げbar〟を舞台に作られた映画で、ストーリー性も配役も完成度が高くてびっくり!(ネタバレになるので内容は伏せますが)詳細はコメントに載せとくので観てみて〜&浮遊街でも雨宮氏とコラボイベント企画をするのでお愉しみに!
”
ゆうきさんとの出会いはもう10年ほど前に遡る。
今は浮遊街となった場所はもともとサイハテ村という
”お好きにどうぞ”だけがルールの村だった。
浮遊街はそれからさらにチャレンジングで
社会の価値観をひっくり返してしまうほどのコンセプトで
生まれ変わった新たな街。
ここは住むのではなく関わることで発展する街。
「やりたいことで生きていく」
そんな夢みがちなコンセプトが実際にあり得る場所。
ここではロールプレイングゲームさながら
様々なクエストをこなすことで
浮遊街だけで使える通貨を手に入れることができる。
それは貯められず、時間とともに減るお金。
腐っていくお金というアイディアは、世界恐慌の時にオーストリアの小さな町・ヴェルグルで実際に導入されていた。
そしてなんとそれにより地域通貨の流通量が14倍に増え、失業者がいなくなったという。お金がどんどん動くことで経済が回り、町全体が活性化した。
この歴史的成功事例は1年ほどで政府によって潰されてしまうのだが、それを1万坪の広大な土地と現代のテクノロジー、そしてゆうきさんらによる確かなコミュニティマネジメントのスキルと野望で、現代にアレンジして実現し、実験しているのが浮遊街だ。
もともとサイハテ村というとヒッピー村と揶揄されることもあったが、そもそもヒッピーほど創造的な属性はいない。
遁世した世捨て人のような印象があるかもしれないが、フェスティバルというカルチャーはヒッピーたちの「欲しい未来は自分たちの手でつくろう」というコンセプトで生み出された。
ただ現状を批判するのではなく、その先の未来をDIYしてしまったのだ。
事実80年代のグラストンベリーでは自転車発電による映画館など、SDGsなんて言葉が生まれるずっと前から地球と共生するためのアイディアが詰め込まれていて、その影響が今日のフジロックなど日本のフェスティバルカルチャーにも繋がっている。
ゆうきさんは今日本中のさまざまな仲間との繋がりの中で「タダの箱庭」や「浮遊街」など時代のセンターピンを突くようなプロジェクトで、現代社会にかけられたお金という魔法を、常識という呪術を、笑いながら解いている。
やさしい革命が今もうすでに起きている。
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そして、そんなゆうきさんにはなんと本クラファンの上映権プランをご支援いただき、10月1日に浮遊街での上映会が決定しました!!!
浮遊街に興味がある方、僕ももちろん当日お伺いするので、ぜひ観にいらしてください!
また、浮遊街に至るまでの2日間
四国〜九州を巡る上映会ツアーも決定しました!
こんなツアーです!
徳島は「吉野川ギルド」での開催が決まり、残り愛媛と徳島で上映会ホストを募集しています!
クラファン終了まであと残り3日のみですが
ここに来て多くの上映会プランの購入が増えてとてもありがたいです🙏
クラファン最後まで引き続きどうぞ拡散のご協力よろしくお願いいたします!
坂井 勇貴(浮遊街 発起人)
1984年生まれ、長野県出身。 “つまらなそうな大人達が作る社会”に疑問を抱き、ルールを知るために法律専門学校に進学。卒業後、国内外での旅や仕事を通して、あらゆる地方創生に関わる。2015〜2023年、エコビレッジSAIHATEのコミュニティマネージャーに就任。アートとクリエイティブ、リアルとWEBを融合させる「最先端な田舎暮らし」として注目を集める次世代型エコビレッジを運営。現在は会員制セカンドタウン事業〝浮遊街Uii〟の代表。
また、2022年〝お金が消えた世界〟を創造するため一般社団法人タダの箱庭を創設。CFで1,300万円以上の支援金と1,000人を超える支援者を集め話題に。ボーダレスジャパンが選出する2022年を代表する社会課題解決型プロジェクトのアワードで最優秀大賞。
https://rescuex.jp/project/9694
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