戦争の記憶を未来へ
戦後80年。広島での対話を記録に残し、未来の平和教育につなぎたい!




みんなの応援コメント
FOR GOOD
プロジェクト実行者が支援金を全額受け取れるよう、支援者さまからのシステム利用料(220円+決済手数料5%)により運営しています。
2025/10/1 12:00
ありがとうございました!

応援してくださった皆様。最後の最後まで、ありがとうございました。目標金額には達しませんでしたが、このプロジェクトを進めていく上で大いに助けになる大切な資金が集まりました。年内にはThink the Earthペーパーを完成させて皆さんにお届けできるようにがんばってまいります。どうか引き続き、よろしくお願いします。
8月に20代のメンバーが中心になって開催された「へいわのつくりかた」展(主催:ボーダレスファウンデーション)に行ってきました。この展覧会で2000人へのアンケートで「平和」への向き合い方を調べた結果を展示していたのですが、印象的だったのは平和を願っている人は94.2%(表紙写真)だったのに、「平和について考えたり行動するにあたりハードルがある」と答えた人も78.4%と、こちらもかなり高い数字だったことです。理由はひとりでは何もできない無力感(48.8%)、難しいテーマだから気が引ける(45.8%)、変わり者だと思われそう(35.9%)など。
この数字を見て、たぶん皆さん、あまり驚かないのではないかと思います。僕の感覚もこんな感じでした。でも、平和が失われる時って、この「ハードルある感=自分の意見をいいづらい」状況をうまく利用されて心が蝕まれていくんだと思うのです。
だからこそ、自分の意見を持ち発信できる勇気をもった人を育てる教育は重要だし、子どもたちと向き合う教育者の心のありようが大事なのだと思います。ハードルがあるなぁと思っている人にどのように語りかけていったら良いのか、コミュニケーション・デザインも大事ですね。(そういう意味で「へいわのつくりかた」展の語りかけ方には大いに共感しました)
今回のプロジェクトの打ち合わせで誰ともなく出たキーワードが「平和をあきらめない教育」という言葉でした。どんな状況になっても、平和な世界を続けることをあきらめないでいられるかどうか。歴史を振り返り、世界の現状を見るにつけ、これは実は簡単なことではないのかもしれません。揺れてしまう心を支える活動も必要で、僕らにできることはそこだとも思います。
みなさんはどのように考えるでしょうか。
これからも考え、行動するための機会を作り、発信していけたらと思っています。引き続き私たちの活動を見守っていただけたら嬉しいです。
(以下の写真は「へいわのつくりかた」展より)
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