無限の可能性への旅
南房総でインターナショナルキャンプを実現したい!




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2025/8/20 06:05
松永醫院 松永平太先生インタビュー

プロフィール
松永先生は、南房総市千倉町の「松永醫院」を拠点に、外来診療から在宅看取りまで幅広く対応し、デイサービスや高齢者施設などを整備してきました。地域全体で高齢者を支える「地域医療」を実践する愛とえがおあふれる医師です。
1. お名前を教えてください / Your name
松永平太です。
Heita Matsunaga, M.D.
2. 普段はどんなことをされているのですか? / What is your occupation?
私は、地域の皆さんが「安心して生ききれる」ように、医療と介護と福祉をつなぐ活動をしています。
地域医療と介護をつなぐ役割
私は、医療保険と介護保険という「人生を支える車の両輪」を意識し、介護の側をもっと充実させることで、お年寄りが「安心して生ききれる地域」をつくっています。
→ 例えば、ちょっとしたサービスを地域に加えることで、その人の生活が楽になり、笑顔が増える仕組みを整えています。
「安心して生ききる」ためのサポート」
私は、認知症になる自分も、体が弱る自分も受け入れながら、「この人生でよかった」と思って最期を迎えられる地域づくりを目指しています。
→ 穏やかに“シフトダウン”しながら最後を迎えられるような、寄り添うケアを大切にしています。
新しいサービスを生み出す姿勢
私は、「全く新しいものをゼロから生み出す」というよりも、「このサービスがあればこの人の生活がもっと楽になる」という視点で一歩を踏み出し、サービスを組み合わせて提供しています。
→ ビジネス目的ではなく、“人を楽にする”ことから自然に生まれたものです。
3. このプロジェクトではどのようなことをされていますか? / What is your role in this project?
医療的な安心の提供
私は、子どもたちや参加者が安心して過ごせるよう、怪我や体調不良などの際に一次対応(ファーストエイド)を担い、病院につなぐ橋渡し役をすることが、私の役割です。
さらに、毎月第2金曜日の夜には「日本のアタリマエを変える楽校」が主催する「オンラインサロン」の会場として松永醫院を提供しています。ここでは日本と世界の教育に関するお二人のゲストを迎え、「子どもたちにとって本当に大切な学びとは何か?」を語り合う場が開かれています。
4. なぜこのプロジェクトに参加しようと思ったのですか? / Why are you joining this project?
教育への共感
私は、子どもたちが「未来の社会をつくる存在」だと考えています。そのため学校づくりやキャンプに深い理解と支援を寄せています。自分自身も小学生の頃に「海外に行ってノーベル賞を取りたい」と夢を描いていました。夢を見ること、未来に希望を持つことが、子どもにとってどれほど大切かを知っています。
だからこそ、この地域で、子どもたちが安心して学び、夢を語り、未来に羽ばたいていける環境をつくりたいと思いました。子どもたちの命が輝く瞬間に、少しでも力になれたらと願っています。
5. 最後に読者の皆さまにメッセージをお願いします。 / Message
実は、私が目指しているのは「すべての人が幸せになる社会」です。自分ひとりだけが幸せになることはできません。だからこそ人を思いやり、支え合うことが大切だと考えています。
しかし現実には、幼い命が戦争で失われたり、老いた親がつながりから外され、ひっそりと亡くなっていく社会があります。その解決策は簡単ではありません。けれど「幸せな社会をつくりたい」と願う人たちが集まれば、思いが力になり、活動となり、きっと何かが生まれると信じています。
私は、地域医療・介護の専門家としてだけでなく、人の人生を最後まで支える安心の仕組みを地域に根付かせたいと考えています。その姿勢は「子どもたちへの教育」にもつながっていて、安心できる環境の中で命や夢が輝くことを支えていきます。
インタビュアーより(臼井 礼 日本のアタリマエを変える楽校共同代表)
平太先生のお話を伺いながら、命と夢を同じ眼差しで支えていく姿勢に深く心を動かされました。
地域に根ざした医療の実践が、子どもたちの教育や未来への希望へと自然に結びついていく。そこに「生きること」と「学ぶこと」の本当のつながりがあるように思います。
きっと、このキャンプもその延長線上にあるのでしょう。
静かに、でも確かに、子どもたちの心に種を蒔く時間になる。
今Impossible(不可能)と思えることでも仲間と力を合わせれば、1+1は2ではなく、11にも111にもなりPossible (可能)になっていく。そうした相乗効果で、未来のために、子どもたちのために、幸せを感じられる社会をつくっていければと前進していきます。考える瞬間に“想像=創造”が始まります。このキャンプが必要な方に届きますように願いをこめて
📸 写真提供:松永醫院
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