子どもたちの未来
1億人の声で未来を創る!子どもたちが描く”理想の社会”へ、大人の本気の挑戦。




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2025/8/28 07:00
国連パビリオン×ピースボートのセレモニーでのSackOmiサコ理事長のスピーチ

8/10開催「TIME FOR PEACE」(ピースボート × 国連パビリオン)にて、ウスビ・サコがスピーチを行いました。次世代の想いをベースに、大人が本気で未来を考え行動することを目指すSackOmiの理念を聞いてほしいです。
▶️ スピーチ動画(英語で日本語翻訳がついています)
※この動画は、国連パビリオン及びピースボートの許可を得て公開しております。
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本日はありがとうございます。ここでお話しできて光栄です。この船に乗るのは今回が二度目で、昨年は1週間招いていただき、さまざまなテーマについて語りました。数年前には「平和」について短い記事を書く機会がありました。
その際、私は多様な背景の人びとに「あなたの言葉で平和とは何か」を尋ねました。興味深かったのは、平和が遠く特別なものではなく、日々の暮らしの中に当たり前にあるものとして語られたことです。言い換えれば、私たちは最初から平和とともに生きているのです。
しかし私たちは、しばしば自分が何者かを忘れてしまいます。私たちは人間です。まず自分自身に「私は誰か」と問い、自己を受け入れることが大切です。自分を受け入れられない人は他者を攻撃しがちです。この点を考え直す必要があります。最近、私がSackOmiの代表として始めたのは次の取り組みです。
子どもたちに、10年後、20年後、50年後の未来について、どんな夢を描くのかを尋ね、絵にしてもらうプロジェクトです。これはマリで実施し、日本でも約1,000人に広がりました。今後10年で1億人の子どもに届けることを目標にしています。
戦争というと、権力や押しつけを連想しがちですが、実際に奪われるのは子どもたちの未来です。彼らは無垢で、ただ人間として生きたいだけなのに、私たちはそれを許していない。だからこそ、子どもたちの声に耳を傾け、そのメッセージを届ける時です。SackOmiは、その声を各地に運び、聴いてもらう活動をしています。
最近、私たちの拠点の子どもたちにメッセージをお願いしました。彼らは「私たちの未来は大人にかかっている」と言いました。大人である私たちはこれまでの考えを改めなければなりません。子どもたちにどんな未来を手渡すのか、私たちは十分に考えてこなかったからです。私たちは今日を生きることに攻撃的になりがちで、明日をどう生きるかを忘れてしまうのです。
子どもたちの声を聴くことが何より重要です。これがSackOmiのメッセージです。私たちは国際機関とも連携し、子どもたちを招いて「理想の未来」を尋ねています。どうかこの取り組みに力を貸してください。子どもたちのメッセージをつなぎ、できる限り遠くまで届けるために。
ご清聴ありがとうございました。引き続き、皆さんともっとお話しできれば幸いです。ありがとうございました。
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■ 国連パビリオン×ピースボートのセレモニー概要
📄 概要
https://peaceboat.org/51597.html
🌍登壇者(一部・敬称略)
中満泉(国連事務次長、軍縮担当上級代表)
芳原みなみ(日本赤十字社ウクライナ現地代表部主席代表)
メリッサ・パーク(ICAN 事務局長)
田中煕巳(日本被団協 代表委員)
二村英仁(ヴァイオリニスト、UNESCO Artist for Peace)
與那城奨(JO1)
吉岡達也(ピースボート 共同代表)
マーヘル・ナセル(国連事務次長補、国連パビリオン代表)
フェリペ・ポーリエ(国連ユース担当事務次長補)
ウスビ・サコ(2025年日本国際博覧会協会副会長、SackOmi理事長) ほか
子どもたちの未来は、私たち大人の選択にかかっています。引き続き、SackOmi の活動への応援をよろしくお願いします!💪
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