
クラウドファンディングで資金調達する方法を解説!メリットと成功事例を紹介
クラウドファンディングでは、中小企業や個人、NPO団体など「誰でも返済リスクなく資金を調達することが可能」です。
また、クラウドファンディングでは資金調達だけでなく、ファン集めや認知拡大を同時に達成することもできます。
クラウドファンディングを活用してみたいと考えている方に向けてご相談を受付中!
目次
①クラウドファンディングとは?
クラウドファンディングとは、あなたが実現したいプロジェクト資金をインターネットを通して、あなたの想いに共感した人たちから募ることができる仕組みです。
最近では、中小企業や、起業を考えている個人がクラウドファンディングを活用し、資金調達を行うことに成功するケースが増えています。
ソーシャルグッドな取り組みのみを掲載している「For Good」では、プロジェクト検討者の方に向けた無料相談を実施しております。
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②クラウドファンディングで資金調達をするメリット
起業や事業拡大をする際に資金調達をするための方法は、クラウドファンディングだけではありません。銀行から融資を受けたり、国や自治体の補助金制度を利用したりする方法もあります。
しかし、クラウドファンディングで資金調達をして起業することには、多くのメリットがあります。
1.誰でも資金調達ができる可能性がある
クラウドファンディングの大きなメリットとして「誰でも資金調達ができる可能性がある」ことが挙げられるでしょう。
借入などで資金調達を行う場合、不確実性の高い事業と判断されたら、審査が下りずに資金調達ができない場合があります。
クラウドファンディングでは、プロジェクトに共感を集めることができれば、起業を考えている個人や起業して間もない企業でも、必要な資金を集めることが可能です。
2.資金調達だけでなく、ファン集めや認知拡大もできる
クラウドファンディングでは、資金調達だけでなく、プロジェクト掲載を通して事業へのファンを集めたり、認知拡大をしたりすることができます。
起業は、スタート地点でありゴール地点ではありません。
事業が本格的に始まる前から、クラウドファンディングを通してのファン集めや、テストマーケティングをすることができます。
3.少ないリスクで資金調達をすることができる
借入や融資による資金調達では、事業の成功可否に関わらず返済リスクがありますが、クラウドファンディングでは基本的に返済リスクはありません。
また、プロジェクトを掲載するにあたっての資金は必要なく、基本的に、プロジェクト掲載後の支援金からプラットフォームへの掲載手数料が差し引かれる形になります。(通常9-17%)
社会問題をビジネスで解決する株式会社ボーダレスジャパンが運営するクラウドファンディングでは、実行者の負担を少なくするために、掲載手数料0円でクラウドファンディングを実施することができます。
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③クラウドファンディングで資金調達をするデメリット
次にクラウドファンディングで資金調達をするデメリットについてもお伝えしておきます。
1.成功が確約されているわけではない
「誰でも資金調達ができる可能性がある」一方で、プロジェクトの成功が確約されているわけではありません。
クラウドファンディングのプラットフォームにプロジェクトを掲載するだけでは、勝手に支援金が集まるわけではないので注意しましょう。
成功させるためには、広報活動や応援してくださる方を巻き込む声かけなどが非常に重要になってきます。
2.プロジェクトを必ず遂行する必要がある
クラウドファンディングによる資金調達では返済リスクはありませんが、「All In型」の場合や「All or Nothing型」で成功した場合は、必ずプロジェクトを遂行する必要があることも覚えておきましょう。
プロジェクトが達成したにも関わらず、プロジェクト内容が遂行されない場合はいかなる理由であってもトラブルの原因になります。
掲載後にプロジェクトの内容やスケジュールが変更しそうな場合は、事前にプロジェクトページにその旨も記載した上で、プロジェクトを公開しましょう。
3.事業アイディアを世の中に拡散される恐れがある
クラウドファンディングの拡散力を使って、事業内容を多くの方に知ってもらえるメリットの一方で、事業アイデアを他者に真似される恐れがあることも覚えておきましょう。
まだ公開したくない内容の事業アイデアを考えている場合は、アイディアを世の中にお披露目できる状態になってからクラウドファンディングを活用することをお勧めします。
④クラウドファンディングの資金調達方法は2種類
All in方式
All in方式の特徴は主に3つです。
○目標金額を達成せずに終了した場合でも集まった分だけ支援金を受け取れる方式
○支援されたリターンは履行する義務が発生する
○集まった支援金額に関わらずプロジェクトを実施しなければならない
All or Nothing方式
All-or-Nothing方式の特徴は主に3つです。
○目標金額を達成した場合のみ支援金を受け取れる
○目標金額を達成した場合のみリターンを履行する義務が発生する
○目標金額を達成しない場合は、支援がキャンセルされ返金される
ソーシャルグッドに特化したクラウドファンディングでは、「目標未達の場合でも、集まった支援額は全て受け取れる」All in方式を採用しています。
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⑤クラウドファンディングで起業した成功事例
1. 起業資金調達
<プロジェクトデータ>
■プロジェクト名
テロとコロナで大打撃!ブルキナファソのシアバターを届けて女性たちの未来を応援したい!
■達成金額
¥1,476,000
■支援者数
136 人
■プロジェクトURL
https://rescuex.jp/project/22352
2. ブランドの新しい取り組み開始
<プロジェクトデータ>
■プロジェクト名
完全受注生産Made In JAPANのエシカルブラウス&スカートが出来ました。
■達成金額
¥3,125,300
■支援者数
156 人
■プロジェクトURL
https://rescuex.jp/project/10964
3.テスト販売
<プロジェクトデータ>
■プロジェクト名
平飼い養鶏家が循環を意識した次世代プリンの試作にお付き合いください!
■達成金額
¥670,000
■支援者数
141 人
■プロジェクトURL
https://rescuex.jp/project/12679
クラウドファンディングでNPOが資金調達をした成功事例
1. NPO法人設立費用の調達
<プロジェクトデータ>
■プロジェクト名
少年院を出たあとも、少年たちが還れる“心のホーム”をつくりたい!
■達成金額
¥1,387,000
■支援者数
106 人
■プロジェクトURL
https://rescuex.jp/project/7862
2.緊急支援金の調達
<プロジェクトデータ>
■プロジェクト名
【食糧危機】ミンダナオの子どもたちにご飯を届け続ける水田を作りたい!
■達成金額
¥3,354,000
■支援者数
66 人
■プロジェクトURL
https://rescuex.jp/project/21862
3. 活動認知の拡大
<プロジェクトデータ>
■プロジェクト名
【「Q&A集」を作りたい!】起立性調節障害の子どもを支える人たちのために
■達成金額
¥1,060,000
■支援者数
178人
■プロジェクトURL
https://rescuex.jp/project/30358
クラウドファンディングを行うまでの流れ
それでは、実際にクラウドファンディングを行うにはどうしたら良いのでしょうか。
以下に、プロジェクト実施の流れを説明します。
1. プロジェクト企画の作成
まずは、「どんなプロジェクトを実施したいか」を考えましょう。
資金調達を行う金額や、スケジュール感も予め決めておきましょう。
>参考にできるプロジェクトを見てみたい方はこちらからご確認ください
2. 掲載プロジェクトの作成
次に、プロジェクトページの作成や、リターンの設計を行います。
自分のプロジェクト内容に似た過去の成功事例を参考に作成するとスムーズです。
>リターンの設計について知りたい方はこちらで事例を紹介しています
3. プロジェクトの掲載・広報
プロジェクトが完成したら、公開申請を送り、承認されると公開になります。
プロジェクトの掲載中は、SNSなどで積極的に広報を行い、より多くの人にプロジェクトを届けましょう。
>広報の方法について知りたい方はこちらを参考にしてみてください
4. 着金・リターン履行
プロジェクト掲載終了後は、着金・履行期間になります。
迅速なリターン履行とプロジェクト報告をし、次の支援に繋がる真摯な対応をしましょう。
着金のスケジュールは一般的に、プロジェクト掲載から30日以上(終了日の翌々月7日)ですが、
For Goodでは、お申込から3営業日以内に支援金が振り込まれる「早期入金オプション」もご用意しております。(利用料は、支援金額の3%)
以上が、「クラウドファンディングを行うまでの流れ」になります。
より詳しく、クラウドファンディングの始め方や流れを知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
>>💡クラウドファンディングのやり方とは?始め方と流れを解説!
⑧まとめ
今回は、クラウドファンディングで資金調達を行うメリットと成功事例をご紹介しました。
<クラウドファンディングで資金調達をするメリット>
- ①誰でも資金調達ができる可能性がある
- ②資金調達だけでなく、ファン集めや認知拡大もできる
- ③少ないリスクで資金調達をすることができる
<クラウドファンディングで資金調達をするデメリット>
- ①成功が確約されているわけではない
- ②プロジェクトを必ず遂行する必要がある
- ③事業アイディアを世の中に拡散される恐れがある
ぜひ、みなさまがクラウドファンディングで資金調達を行う際の参考にしてみてください。
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