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やまげん

2023年11月23日

ほんの少しですが、力になれればと。応援しています!

yaaya

2023年11月23日

基本的なプロジェクト!是非実現させて!

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ここは、関わる人みんながそれぞれの学びを得る場所。スタディツアー事業部ジュニアマネジャー近藤結月・渡辺真優インタビュー

2023/11/15 15:30

実験校に生まれ変わるSALASUSUの工房では2012年からスタディツアーを受け入れ、作り手だけではなく工房を訪れる人にも学びや気づきを得られる場所であろうとしてきました。そこではどんな学びが生まれていたのでしょうか。ツアー事業部で働く近藤結月、渡辺真優に聞きました。



近藤 結月(こんどう ゆづき)

1998年愛知生まれ、幼少期をアメリカで過ごす。関西学院大学卒業後、新卒でSALASUSUに就職。工房に訪れる学校団体をメインにスタディツアーや工房案内、日本の中高大学生向けオンライン学習を担当。SALASUSU内外でのデザインやSNS運用も行っている。



渡辺 真優(わたなべ まゆ)

2001年東京生まれ。青山学院大学経営学部で学び、大学4年生の後期を活用し、カンボジアに渡航。SALASUSUのツアー事業部でインターンをし、現在は、日本からリモートで業務を行っている。



女性たちの明るさに驚き、「豊かさって何だろう?」と考える


――SALASUSUのスタッフになった背景を教えてください。


近藤:学生のときにインターンをしていた団体でSALASUSUを訪問して、当時のツアー事業部のマネジャーに工房を案内してもらったのがきっかけです。わたしにとってこうしたツアーは毎回決まった言葉で活動を紹介するものだと思っていたのですが、いきなりマネジャー自身の人生曲線の紹介から始まったので驚きました。でも、マネジャー自身にとって工房がどんな場所なのか、作り手とどんな関係を築いているのか、単なる活動紹介以上のことが伝わってきてすごくいいなと感じたんです。「私もこれをやりたい」と思い、すぐに連絡先を交換してインターンを申し込みました。大学を休学して一年間カンボジアに滞在し、復学後もリモートで日本からインターンを続け、卒業後SALASUSUに入社しました。


渡辺:私はいま大学4年生なのですが、コロナ禍で海外に行けない数年間が続き、他のNGO団体でリモートでインターンなどをしていました。コロナも落ち着き、日本から発信するだけではなく、「途上国を自分の目で見て感じたい」「海外で生活してみたい」という想いが強くなりました。そこで、大学での勉学を継続しながら続けられるインターン先を探していたんです。SALASUSUの協力団体で働く姉から薦められて、SALASUSUのコンセプトやものづくりとひとづくりに関心を持ち、カンボジアへ行きました。今年の8月末からカンボジアでツアー事業部のアシスタントをしていて、今月はじめに日本に帰ってきたところです。いまは日本で卒論を書き進めながら、リモートでインターンを続けています。



――ツアー事業部の仕事内容を教えてください。


近藤:春休みや修学旅行などでカンボジアに来る学生団体の受け入れをしています。SALASUSUの活動を紹介し、工房や学校を案内し、希望があれば一緒に給食を食べたり農村にある作り手の家庭を訪問したり。「国際協力」や「キャリアデザイン」など、それぞれの目的に合った学びが生まれるようコンテンツを設計しています。また、コロナ禍に入ってからオンラインツアーも始めました。日本の中学校・高校・大学、小学校などとカンボジアの工房や農村をつなぎ、どんな風に働いているのか、暮らしているのかを紹介しています。


https://www.instagram.com/p/CyNtfvMvxb_/?igshid=Y2NkYjk0MDhjYg%3D%3D&img_index=1


――スタディツアーに参加した生徒や学生からはどんな感想が寄せられますか?


近藤:ほぼ100%、「イメージが変わった」と言われます。中高学生や大学生は、「東南アジアのものづくり工房」と聞くと大量生産の大規模工場で黙々と働く姿をイメージするようです。でも、SALASUSUの作り手たちはすごく明るくてよく笑っているから、まずはそのギャップに驚くみたいです。楽しそうに働く姿を見て、「職場って本来こうあるべきじゃないかな」と呟いていた子もいました。


渡辺:「エネルギーを感じた」「なんだかすごく元気をもらった」とよく言われます。「彼女たちは本当に貧困層なんですか?」と質問されることもありますね。私自身、カンボジアに来て「豊かさってなんだろう」「国際協力ってなんだろう」と価値観を揺さぶられたので、同じ問いや驚きを感じてもらえたときは手応えを感じます。


近藤:真優ちゃんが現役の大学生だと知って、「海外でインターンをするなんて自分には無縁のことだと思っていたけど、意外と簡単にできるんだ」と驚く学生もいます。同世代ががんばっている姿を見ると、「すごい人たちがやっているすごいこと」じゃなくて、「勇気を出せば自分にもできるかもしれないこと」になるんですよね。


https://www.instagram.com/p/CyS90JRP6YB/?igshid=Y2NkYjk0MDhjYg%3D%3D



自分とは違う誰かになろうとしなくていい


――SALASUSUで働いて、自分自身が学んだことはありますか?


渡辺:日本にいたときは何事にも白黒つけがちで、自分の中で正解・不正解をはっきりさせないと動けないタイプだったんです。でも、結月さんと一緒にツアーの内容を考えたり、ツアーに参加してくれた人たちといろんな話をしたりするなかで、みんなそれぞれ違った考えや価値観を持っているし、物事に正解も不正解もないんだなと思うようになりました。考え方が柔軟になったというのかな。最初は卒論を書くためだったけど、想定していた以上の収穫があって……。まだうまく言葉にできませんが、カンボジアに行って本当によかったです。いま、SALASUSUのSNSなどでカンボジアのみんなの様子を見て、「あぁ帰りたいな、みんなに会いたいな」と思っています。


近藤:国際協力を行う団体のスタッフは「支援する人」、現地の人は「支援される人」と思われがちだけど、SALASUSUでインターンを始めて「そういう関係性だけじゃないな」と思いました。こちらが何かを提供することはあるけど、作り手から学ぶこともたくさんあります。女性として、母親としてのあり方とか、ものづくりの技法とか。彼女たちの明るさに触れて、単純に友達になりたい、世間話がしたいと思うようになって、そのためにクメール語の学習もがんばれました。「国際協力とは/支援とはこうあるべき」じゃなくて、多様なあり方があっていいんだ、と思えたことが自分にとってはすごく大きかったです。




――近藤さんは入社後すぐにツアー事業部のマネジャーを担当することになりましたね。葛藤はありませんでしたか?


近藤:最初は前任のマネジャーになりきろうともがいていました。性格も得意なことも好きなこともまったく違うのに、仕事の進め方や振る舞いを全部模倣しようとしていたから、すごくしんどかった。でも、あるとき「結月さんってものづくりや作り手について紹介しているとき楽しそうですね」と言われて、前任に言われ続けてた「結月には結月らしいツアーができるよ」の意味に気づいたんです。私はものづくりが好きだしSALASUSUに関わる一人ひとりを知ってもらいたいと思っているので、ツアーのときは「彼女はこんな人で、だからこんな細かな作業ができるんです」とか、「トレーナーはいつもこんな工夫をしているんです」と紹介するようになりました。


渡辺:実は私も、最初は結月さんや前のインターンの子のやり方を真似しなくちゃと考えていました。それが「正解」だと思っていたから。でも、結月さんが「真優ちゃんらしさが出るツアーを考えてね」と言ってくれたので、「私自身が伝えたいことやSALASUSUの中で好きな光景って何だろう?」と考えたんです。ツアー中にカンボジア人の作り手と日本の学生がお互いにちょっとだけ知っている単語を出し合い盛り上がっている光景が好きだなと思い至り、フリータイムを多めに取って会話を促すようになりました。結月さんやSALASUSUのみんなから、自分のやり方を見つける方法を教えてもらえたな、と思っています。



(インタビューここまで)


_______________________________________________________


ふたりとも、「スタディツアーの受け入れを通して、自分たち自身が一番学んでいる」と語ってくれました。SALASUSUの工房/実験校は、今後も「関わる人みんながそれぞれの学びを得られる場所」でありたいと思っています。スタディツアーは現地・オンラインともに継続しますし、今回のクラウドファンディングではリターンとして「オンライン授業参観参加券」を用意しました。ぜひ、SALASUSUの学びの輪に参加していただけると嬉しいです。

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◆オンライン授業参観参加券 授業を含む学校の風景を映像で見学いただけます。
※配信日時は実験校開校の2024年1月以降を予定しています。視聴方法等はプロジェクト終了後にご連絡いたします

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※配信日時は実験校開校の2024年1月以降を予定しています。視聴方法等はプロジェクト終了後にご連絡いたします

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※配信日時は実験校開校の2024年1月以降を予定しています。視聴方法等はプロジェクト終了後にご連絡いたします

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◆オンライン授業参観参加券 授業を含む学校の風景を映像で見学いただけます
※配信日時は実験校開校の2024年1月以降を予定しています。視聴方法等はプロジェクト終了後にご連絡いたします
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◆プロジェクト終了後にお礼のメールをお送りします
◆オンライン授業参観参加券 授業を含む学校の風景を映像で見学いただけます
※配信日時は実験校開校の2024年1月以降を予定しています。視聴方法等はプロジェクト終了後にご連絡いたします
◆SALASUSUのWebページにお名前を掲載させていただきます。掲載ご希望のお名前をプロジェクト終了後にお伺いします
◆実験校にもお名前を掲載させていただきます。掲載ご希望のお名前をプロジェクト終了後にお伺いします

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◆SALASUSUのWebページにお名前を掲載させていただきます。掲載ご希望のお名前をプロジェクト終了後にお伺いします
◆実験校にもお名前を掲載させていただきます。掲載ご希望のお名前をプロジェクト終了後にお伺いします

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※掲載方法は未定ですが建物内または外壁に看板を架ける形を想定しています

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