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親子塾と出会った子どもたち⑦ ~HAYA編(自ら記した卒業文集より)~

2024/2/22 02:22

HAYA(小学6年生)

 低学年の頃は、いろんなことをあまり気にせずに学校に行っていました。でも思い出すと、友だちが先生に怒られた時に自分も怒られている気分になっていました。そして気づいた時には、「怒られないように、できるだけ完ぺきにやろう」とするようになっていました。 

 中学年になると、責任を持つことが増えてきて、いっぱいだったコップの水があふれるように限界になりました。そこから教室にいられなくなって、相談室などに行き来していました。いられる場所ではあったけれど、自分へのしばりは消えることはなかったです。

 「どこにもいばしょがない」

と感じていた五年生の時、信州親子塾という場所を知りました。

 でも最初は、「結局ここも、学校や他の場所と一緒なんじゃないか」と思って、しばらくはなかなか行く気にならず、行きやすい体育館だけ参加していました。

 でも、思い切って海や小田切合宿などの行事に参加してみると、しばられる感じは全然なくて、いつの間にか行くことが楽しみになっていました。

 六年はほとんど毎日親子塾に自転車で通いました。時には意見をぶつけ合う事もあったけれど、みんなと楽しくいろんな挑戦をしてきました。特に11月の親子塾祭りを最初から最後まで自分の力でやり遂げたことは、すごく自信になりました。

この一年間で、

「失敗してもだいじょうぶ」 「楽しんでもいいんだ」

と、自分を許せるようになってきたと思います。

  

 小学校最後の二年間で、ぼくはやっと自分に正直になれました。そして、苦手だと思っていた新しいことへの挑戦も、怖さを感じながら「やって見よう!」と思えるようになりました。

これからも、自分の心に正直に生きていきたいと思っています。

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