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azuma

9時間前

こんにちは!私も大好きなモザンビークでの活動、応援しています。

hmk

11時間前

プロジェクトが現地の方々の希望となりますように! 応援しています!

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リタさん(障害当事者の母親)のインタビュー

2024/9/5 10:35

リタさんは幼稚園の主に給食関連を担当してくれています。

知的障害のある息子さんのレオナルドさん(25)と幼稚園で一緒に働いています。

 

レオナルドさんは、ポルトガル語で日常会話は可能ですが、読み書きや計算はできません。

 

最初はリタさんに働いてもらうつもりはありませんでした。レオナルドさんに働いてもらうことにしたら彼が一人では通勤できなくてリタさんも付き添いで来てくれていました。なんとなく掃除などを手伝ってくれていたのですが、しばらくして給食を担当していた方に辞めてもらうことになり代わりにリタさんにお願いすることになった次第です。

 

このインタビューで料理の研修を受けていたことや工場の食堂で働いていたことを知りました。毎日その日の給食をツイッターとFacebookに投稿していますが、彼女が料理してくれたものです。

マカロニ入りのスープをよそっています

彼女のライフストーリーを通して、モザンビークで障害を持った子どもを育てるというのはどういうことなのか雰囲気が伝わればよいなと思っています。またモザンビークの人たちのことを少しでも身近に感じてもらえると本当にうれしいです。

 

以下、インタビュー内容です。

 

1975年にガザ州というマプトの少し北の地方で生まれました。母親が妊娠中に両親が離別し、生後すぐに首都マプトの母方の祖母の家に預けられました。祖母には12人の子どもがいて彼らを兄弟として育ちました。たくさんの兄弟に囲まれて末っ子として非常にかわいがられました。成長するまでは祖母のことを母だと思っていました。

モザンビークの地図です。リタが生まれたガザ州はマプトのちょっと北にあります。

私たちは一番南のマプトで活動しています。


父親が自分を認知しなかったために市民登録が遅れて小学校へは10歳ごろから通い始めました(通常は6歳から小学校に入学します。父親が認知しなかったために市民登録が遅れるというのはあまり聞いたことがないです。私が知らないだけかもしれませんが)。

 

10歳ごろに同じく首都のマプトに住んでいた父が私を引き取ることになってその際に認知され市民登録が完了しました。父の家にも兄弟がたくさんいて新しい家族が増えてうれしかったことを覚えています。

 

15歳からは近所の縫製工場に職を得て働き始めました。ミシンで様々な制服を縫う仕事でした。5年ほど勤めましたが工場は経営不振で閉鎖してしまいました。そのころ知り合った方と一緒に暮らし始めました。今の夫です。彼は水道局に勤めており水道メーターを見て料金を計算する作業を担当しています。

 

縫製工場が閉鎖してからは夫の勧めで料理の研修を受けることになりました。1年のコースで、修了後はフランスで3年間インターンとして働く権利をもらえたのですが当時すでに子どもがおり夫がフランス行きに賛成しなかったため断念しました。今でも少し心残りです。

 

料理の研修を修了してからは、工場の食堂で働き始めたのですが妊娠による体調の悪化ですぐに退職しました。

それ以降はこの幼稚園に来るまでは家で主婦をやっていました。

 

リタが作ってくれたパスタと魚のフライです

モザンビークではパスタは柔らかくなるまでゆでて提供されます

子どもは5人でレオナルドは3番目の子どもです。

レオナルドは歩き始めがとても遅かったです。3歳か4歳のころに病院へ行くと知的障害があると診断されました。レオナルドはなぜか医者に気に入られて週に2回のリハビリとセラピーを受けることになりました。多くの子どもはそうしたサポートが得られないのですが、なぜレオナルドが選ばれたのかはよく分かりません。病院の待合室で同じように障害児を持った親と会話をするようなことはありましたが当事者団体の紹介などはなかったです。

 

小学校入学の年齢になり近所の公立の学校へ入学しました。5年目までその学校に通っていましたが、読み書きや計算は全く理解できなかったようです。5年次の試験で留年しました(5年から6年に上がる際に進級試験があります)。学校から薦められて特別支援学校へ転校したのですが、数か月ほど経ってから、特別支援学校の校長先生から「レオナルドがより障害が重い子どもたちのマネをしている。彼にとってよい影響がないようだ」と言われて元の学校へ戻されました。それから今年、幼稚園で働き始めるまで(25歳まで)小学校に通っていました。家にずっといるよりも授業の内容は分からないにしても学校に来て友達と遊んだりした方がよいだろうという学校の配慮です。

 

大工や電気工事などの職業訓練の機会を探しはしたのですがいかんせん読み書きや計算ができないので受け入れてもらえませんでした。結局25歳まで小学校に通っていました。

 

幼稚園の仕事は非常に気に入っています。子どもたちと働くことはとても楽しいです。レオナルドも以前よりも元気になったと思います。家族を支えるためにも元気に働き続けたいです。

リタさんとレオナルドさんから感謝のメッセージです


インタビュー終了

今回のインタビューを通して私自身非常に勉強になりました。

都市化の促進によって障害者の自立支援の重要度が高まっている点

セーフティネットとしての家族の重要性

学校に対する信頼の強さ

といったことに気付きました。


日を改めて話を深堀りしてみたいと思います。

聞いてみたい、知りたいということがあればお寄せください。

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もしくはニワトリ100羽の7.5週間のエサ代になります。

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希望される場合は療育専用部屋にお名前を掲示させていただきます。療育専用部屋は今回のクラウドファンディングで集まった資金を使って改修します。

100,000円で3人の子どもに10か月間の無償療育支援を提供できます(児童心理士の人件費のみを計算)。
もしくはニワトリ100羽の15週間のエサ代になります。

支援者1人

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100,000

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モザンビーク首都近辺のスタディツアー

御礼メール、活動報告メール、子どもたちからのメッセージ動画をお届けします。
希望される場合は療育専用部屋にお名前を掲示させていただきます。療育専用部屋は今回のクラウドファンディングで集まった資金を使って改修します。

上記に加えて、代表理事の関谷が一日アテンドするスタディツアーを行います。
モザンビークの首都マプトで現地集合現地解散です。
内容は幼稚園の訪問、孤児院の訪問、教育関係者とのインタビューなどを想定していますが、リクエストに応じて柔軟に対応できます。

暫定的なプランとして例えば以下のように考えています。
午前 幼稚園訪問 活動の見学(療育支援、幼稚園事業)、子どもと遊ぶ
昼食 モザンビークの伝統的な食事を体験(日本人の口に合います)
午後 孤児院訪問 活動の見学(障害者の就労支援)、職員さんとお話

幼稚園、孤児院への訪問は基本的に平日のみの対応になります。

1回のアテンドの規模として1名から5名程度を想定しています。
それ以上の人数の場合は別途相談させてください。

私自身の交通費などの経費は自分でまかなうことを想定していますが、長距離の移動や宿泊が発生する場合は支援者様の負担とさせていただく場合があります。いずれにせよ詳細については支援者様と打ち合わせをして決めたいと思います。

プラットフォームのルール上、本リターンの有効期限を決める必要があります。有効期限は暫定的に3年(2027年12月末日まで有効)とさせていただきます。
※有効期限終了後も出来る限り前向きにリターンを実行します。

支援者0人

お届け予定2024-11-30

300,000

残り1

療育専用部屋の命名権

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希望される場合は、療育専用部屋にお名前を掲示させていただきます。療育専用部屋は今回のクラウドファンディングで集まった資金を使って改修します。

上記に加えて療育専用部屋に名前を付けていただきます。
療育専用部屋の入口に部屋の名前のプレートを設置します。

命名にあたっての参考情報
幼稚園の名前はパルコ幼稚園といいます。
パルコ(PALCO)はモザンビークの公用語であるポルトガル語で「舞台」という意味です。
子どもたちがそれぞれの人生の主役として活躍できるようにという想いで付けました。

上記を踏まえまして、例えばパルコクリニック(ポルトガル語でClínica de PALCO)ですとか、日本とモザンビークの友好のシンボルとして、日本モザンビーク療育センター(ポルトガル語でCentro de Psicólogo Infantil Japonês-Moçambicano)などのアイデアがあるかと思います。支援者様のお名前や企業名、サービス名を冠した〇〇クリニック××療育院といった名前もあると思います。企業名やサービスの宣伝が目的の場合は、命名された名前が分かる形でのSNSの投稿をしばらく続けます。目安として1年間、週に1度以上投稿します。

実際の命名は、支援者様とメールのやりとりと必要に応じてオンラインでの打ち合わせを通して、支援者様と一緒に決定したいと考えています。

注:支援者様のアイデアが社会通念上採用しにくい場合は採用できない場合も有り得ます。

支援者0人

お届け予定2025-01-31

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