被災した生産者さん
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2025/12/18 07:00
【九か月ぶりの能登入りー二日目②】
2日目の夜、東井さんのぼくと粂田さんは東井さんのおうちで夕飯のご招待を受けてお邪魔してきました。
でで~んと並ぶお刺身、天ぷら、煮物、サラダ!
煮物に入っていたヒラタケはぼくらがお父さんに送ってもらってさとやま空港でレンタカーを借りに行った間に(ここで起きた珍道中的は話はまた別途)誰かが置いていってくれたんだって。
自然にそんなことが起きる地域なんだな。
そういえば、ぼくも初日からみかんやらりんごやら干し柿やら味噌やらどんどんもらって、カバンがどんどんパンパンになってる。。。
そして、刺身がめっさうまい!
甲地区に鮮魚店が一軒あって、そこの刺身なんだって。
いや、まじでうまかった。
甘くてコリコリしてて。
ついでに克仁さんは釣りが趣味で、この日も剪定が暗くなってできなくなったら、そのまま海でアジをつってきてくれて。
そのたたきをいただいたんだけど、これまたコリコリであぶらがのっててまじでうまい。
でも、克仁さん曰く
「やっぱり一日置いた方がうまいナ」
だって。
これよりうまくなんの?絶対食べたいんだけど。。。
そんな肴でお酒も進んで会話を進んでいくと、やっぱり段々と震災の話になっていきました。
「一年に一度、思い出してもらえたらいいんすよ」
って克仁さん。
「いや」
ってぼく。
人間は忘れっぽいからなんの刺激もなければ、自然と確かに忘れていく。
そう、必要なのは刺激なんだと思う。
震災の後、ぼくらは復興支援マルシェをやったけれど、それでやった気になって終わっていれば、報道も少なくなっていく中で、ぼくらも能登のことを想い出すことが少なくなっていっただろう。
でも、そうはなりたくなかった。
関わったからには。
そして、近年のどの震災よりも復興が遅れ、その狭間で奮闘している人がいることを忘れたくはなかった。
集中豪雨の1週間後に訪れた東井栗園さんとの縁で、栗やブルーベリーを使ったシフォンが日常的に作れるようになっていった。
その先に、cafeころんに能登の物産の直売所を作ることができて、ころんに来れば、いつでも能登のことを想い出す場所を作れた。
関忠会が動き出し、能登とつながる夕食会があって、今、ぼくはその思いを届けに能登の甲に来ていて、だから甲駅食堂の話を青梅に持って帰ることができる。
少しずつ少しずつ育ってきた青梅と能登の縁は、少しずつ少しずつ青梅の街が能登を想うきっけかになってきたように思う。
それは知り合いを作っていくっていうことで、知り合いは助け合うデショってことなんだとぼくは思う。
「ぼくらが困ってる時は助けてください」
ってぼくが言って
「もちろんだよ」
って東井さんご家族が笑ってくれて。
そういう縁ができたことにホントに感謝だなぁって。
そうしたら克仁さんが
「被災した時のボランティアで来てくれたのは東北と九州の人が多くてね」
って。
震災はなければない方がいい。
でも、震災を体験し、乗り越えてきた人たちは、誰かが被災した時にそれを自分事として捉えて、だからこそ行動に移す。
そうやって、ただただ被害を被るだけではない、人の強さと優しさみたいなものもまた、この方々はつないでいくのだろうナととても感じた夜になりました。
さて!
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