いつもSENDA-Projectへの温かいご支援と応援をいただき、誠にありがとうございます。
前回は「熱傷」の教材をご紹介しました。教材利用のリターンで学習を進めてくださっている皆さまにも、日々の学びとしてお役立ていただけていましたら幸いです。本日はシリーズ第4弾となる教材をご紹介します。
皆さまからの多大なご支援により完成した「子ども虐待とネグレクトについての重要な知識」は、子ども虐待に関する基礎知識を学ぶ全11タイトルのeラーニング教材です。
本日はその中から、「皮膚損傷:皮膚損傷に関して最低限知っておくべき8つの事柄」をご紹介します。
「たぶんどこかから転落したんだと思います」
「この子が床に座っている時に、倒れてしまったんです」
「この子はとても落ち着きがないんです」
「この子はアザが出来やすいんです」
親などの養育者からのこうした何気ない説明の裏に、見過ごしてはいけない大切なサインが隠れていることがあります。
皮膚損傷(アザ・擦り傷・裂傷など)は、身体的虐待を受けた子どもに最も多く見られる損傷であると同時に、子どもの日常生活における偶発的な損傷としても最も一般的なものです。
実際、伝い歩き以降の発達段階にある子どもに見られる皮膚損傷の多くは、虐待によるものではありません。だからこそ、損傷の部位・パターン・子どもの発達段階などを正しく評価し、事故によるものか、虐待によるものかを見分ける視点が重要になります。
本教材では、こうした皮膚損傷を正しく見分けるための8つの事柄を、実際の症例とともに学びます。
- 言葉による説明を欠いている場合、画像の価値は著しく低下する
- 皮膚挫傷(アザ)の受傷時期を外観から推定することは出来ない
- 視診された所見はどのようなものかを見極める
- 皮膚損傷の生じた部位を、とにかく正確に記録する
- 伝い歩きせぬ子にアザはなし
- 詳細の聞き取りは、極めて重要である
- 損傷パターンの評価は、受傷機転を推察する重要な手掛かりとなる
- 鑑別疾患を常に意識しておく
■ 教材の特長
- 実践的な症例学習 実際の写真や症例をもとに、皮膚挫傷(アザ)・擦過傷(すり傷)・裂傷(切り傷)など様々な皮膚損傷のパターンを学びます
- 写真記録の実践ガイド 露出・焦点・構図など、写真記録のための具体的なポイントを学びます
- 理解を深めるインタラクティブ(双方向の)機能 画像をクリックすることで隠れていた皮膚損傷が現れてイメージ化を助ける仕掛けやマッチング形式の設問などを通じて、発達段階と損傷の関係や、損傷の見分け方への理解を深めます
- 見分けるための着眼点 「TEN-4-FACESp」など、虐待を懸念すべき皮膚損傷のパターン・部位・年齢を整理した国際的な指標についても解説しています
- 鑑別のポイント 母斑や植物性光線皮膚炎、出血性疾患など、外傷と誤認されやすい病態についても、具体例とともに解説しています


子どもの診察に関わる医療従事者はもちろん、保育・教育・福祉など、乳幼児に関わるすべての専門職の方におすすめの内容です。
教材利用期間中の支援者の皆さまは、以下のリンクから教材にアクセスしていただけます。
(ご利用には返礼品として発行されたログインID/パスワードが必要です)
Evidentia Learning 子ども虐待とネグレクトについての重要な知識「皮膚損傷」
引き続き、全11タイトルのシリーズとして教材をひとつずつご紹介していく予定です。次回の投稿もぜひお楽しみに。
◆◆ 医療機関・自治体・子どもに関わる団体での導入をご検討の方へ ◆◆
SENDA-Projectでは、一人でも多くの子どもたちを守るため、本eラーニング教材の組織単位で導入・活用いただける体制を目指しています。
「院内のスタッフ・職員に研修として受講させたい」
「自治体や関係機関の研修プログラムに組み込みたい」
「組織単位でのグループ運用や導入方法について相談したい」
このようなご要望がございましたら、SENDA-Project事務局(iJapan株式会社)までお気軽にお問い合わせください。組織の規模やニーズに合わせたご提案をさせていただきます。
その他、ご利用に関するご質問・ご相談や、教材をご利用いただいてのご感想・ご意見などがございましたら、ぜひお気軽にお寄せくださいませ。
皆さまからのお声を、今後のSENDA-Projectの活動や新たな教材制作の参考にさせていただきます。
引き続き、SENDA-Projectをどうぞよろしくお願い申し上げます。
SENDA-Project事務局
【お問い合わせ先】
SENDA-Project事務局(iJapan株式会社)
メール:connect@igroupjapan.com