古く美しい集落の暮し
信州奥蓼科の入口/茅野市湖東に暮らすように泊まる「笹原暮らしりゅうの家」を作る
みんなの応援コメント
FOR GOOD
プロジェクト実行者が支援金を全額受け取れるよう、支援者さまからのシステム利用料(220円+決済手数料5%)により運営しています。
2025/11/20 09:50
りゅうの家にピアノが来てくれました。
路地に流れてくるピアノの練習の音が、ここ笹原ではとんとありませんでした。これから少し音風景が変わるかなと思います。
BELTONの古いピアノがりゅうの家に来てくれました。

つや消しの塗装がかっこいい…足の形もかっこいい…
クラファンにも応援メッセージをいただいた、笹原観光まちづくり協議会の武安さんの、妹さんが弾いたという、60年前にすでに中古であったというピアノです。BELTON自体は30年代から製造されているようです。
開けてびっくり鍵盤は象牙です…
ピアノリレー取り組まれているSONGS(にじいろむじか)の根本崇史さんに、ご紹介いただいて、信州浜名ピアノ配送さんがさらっと搬入してくださいました。
さらっとなんですが、搬出先での第一声は「これすっごい重っ」。
今の一般的なピアノよりも木材は重く太いようです。
↓推定260キロぐらいかなー…と浜名さん。それでも2人で持ち上げてしまう。上がり框もあがってしまう。

自動車教習所のクランクコースのごとくな廊下を1センチ単位で滑らせながら。ここが入らなかったら、ピアノを側臥位にして入れると仰ってたのですが、素晴らしいワークでその必要ありませんでした。

そういえば、家に音楽が来るにあたって部屋を片付けたりものを移動したりと結構動かしました。廊下を往復しているうちに、私たちの暮らしも仮住まい状態から少し定まって来ました。そうか、ここは共有スペースになるんだなとか、ここはお客様は入らない私たちの仕事場だ、といった部屋の役割がしっかりと定まってきたように思います。
毎日足を踏み入れて、スペースをうーむと眺める時間は、家と仲良くなるのに必要なんですね。大きな家で下手をすると一日のうちに入らない部屋が出てしまうんですけれど、毎日歩くのが大事と思います。
ピアノが私たちと家を結びつけてくれるようでした。
洋間に落ち着いたピアノも家と探り合い中でしょう。
調律師さんに整備をしていただくのが楽しみです。
長く、お付き合いしていきましょう。
このピアノの歴史やデータ詳細はまたお知らせします。
搬入や整備、保守の費用にも、ファンドの一部を使わせていただきます。
みなさんのピアノです。ありがとうございます!
リターンを選ぶ