展示会をクラウドファンディングで開催する方法とは?成功事例11選と費用の集め方を解説
「展示会を開いてみたいけれど、費用をどう工面すればいいかわからない」——そんな悩みを抱えていませんか。
会場費や装飾費、輸送費など、展示会には想像以上にお金がかかるものです。
この記事では、クラウドファンディングを使って展示会の開催資金を集める方法を、実際の流れとポイントに沿ってわかりやすく解説していきます。
・展示会開催の成功事例を紹介
・費用の集め方と流れを解説
・成功のポイントとFAQも網羅
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展示会をクラウドファンディングで開催した成功事例
ここからは、実際に展示会をクラウドファンディングで開催した事例を紹介していきます。
個展やアーティストの作品展、地域の文化を伝える企画展など、目的も規模もさまざまなプロジェクトが、支援者との出会いを通じて実現しています。
「自分たちの展示会も、こんな形で叶えられるかもしれない」——そんなヒントを見つけていただければと思います。
自分らしさを表現する個展を、多くの共感を集めて開催
新しい表現ツールを開発した実行者が、その魅力を伝える展示や体験会を開催するためにクラウドファンディングに挑戦しました。
誰もが気軽に創作を楽しめる場をつくりたいという思いに、237人もの支援が集まりました。
展示会だけでなく、来場者が実際に手を動かして楽しめる企画を組み合わせたことも支持を集めたポイントです。
〈プロジェクトの詳細〉
■PJタイトル名 【新感覚!】スタンプ型画材-ペタロ-で『描いて創造する』喜びが、誰もの日常に!
■達成金額 ¥7,380,614
■支援者数 237人
➡ 詳細を見る https://for-good.net/project/1002683
アーティストやクリエイターの作品展を支援者とともに実現
写真を通じて自己表現の大切さを伝えたいという思いから、個展の開催資金をクラウドファンディングで募ったプロジェクトです。
目標金額の3倍を超える支援が集まり、245人もの支援者とともに実現へとつながりました。
会場での撮影体験やブース出展権など、来場そのものを楽しめるリターンを豊富に用意したことが、多くの共感を呼んだ理由です。
〈プロジェクトの詳細〉
■PJタイトル名 ママや女性が“自分を生きる”社会へ 評価を脱ぎ自己表現の始まりとなる写真展を開催
■達成金額 ¥3,523,401
■支援者数 245人
➡ 詳細を見る https://for-good.net/project/1002701
長年の活動や歴史を伝える記念展示・アーカイブ展を開催
地域の空き家を再生し、新たな交流拠点をつくる活動の一環として、アトリエ開設の資金をクラウドファンディングで集めたプロジェクトです。
165人の支援を受けて目標を達成し、地域と世界をつなぐ場としての一歩を踏み出しました。
土地の魅力を伝えるリターンを充実させたことも特徴です。
〈プロジェクトの詳細〉
■PJタイトル名 三重県・南伊勢町に、世界とローカルがつながる「海辺のアトリエ」をつくる!
■達成金額 ¥2,491,000
■支援者数 165人
➡ 詳細を見る https://for-good.net/project/1001497
国際交流・多文化共生をテーマにした企画展を地域とつくる
長年の実績を持つ団体が、その活動をまとめた事例集を制作し、展示会として発信するためにクラウドファンディングを実施しました。
192人からの支援により目標を達成し、他団体にとっても参考になる知見を形にすることができました。
遠方の支援者にも参加感を持ってもらえるリターン設計が光ります。
〈プロジェクトの詳細〉
■PJタイトル名 「平和×デザイン」国際NGO12年の実績を事例集にまとめ、展示会を開催したい!
■達成金額 ¥1,627,000
■支援者数 192人
➡ 詳細を見る https://for-good.net/project/1000459
地域資源や空き家を活用した展示・体験型イベントを開催
障がいのある人とない人が隔たりなく交わる場をつくりたいという思いから、アートや音楽を通じたイベント開催資金をクラウドファンディングで募りました。
72人の支援を受けて目標を達成し、誰もがフラットに楽しめる展示・交流の場を実現しました。
参加者自身が展示会の一部を持ち帰れる工夫も見られます。
〈プロジェクトの詳細〉
■PJタイトル名 障がいがある人もない人もアートや音楽を楽しみ、隔たりなく交わる状況を当たり前に!
■達成金額 ¥1,562,500
■支援者数 72人
➡ 詳細を見る https://for-good.net/project/1001276
地域の魅力や文化を発信する展示会を実現
異なる国の文化を紹介する企画展を開催するため、市民有志のチームがクラウドファンディングに挑戦しました。
59人の支援によって目標を達成し、互いの文化を深く知り合う場を作り上げました。
開催国と支援者をつなぐ多彩なリターンを用意したことも特徴的です。
〈プロジェクトの詳細〉
■PJタイトル名 スペイン カタルーニャと日本をつなぐ企画展
■達成金額 ¥1,225,796
■支援者数 59人
➡ 詳細を見る https://for-good.net/project/1002414
社会課題への理解を深める企画展示を開催
海外の厳しい環境で暮らす青年アーティストの作品を日本に紹介するため、展示会の開催資金をクラウドファンディングで集めたプロジェクトです。
157人の支援を受けて目標を達成し、作品を通じて社会的な課題への理解を広げる機会となりました。
当日の体験を重視したリターンも用意されました。
〈プロジェクトの詳細〉
■PJタイトル名 ルワンダのスラム育ちの青年アーティストの作品を日本に届けたい
■達成金額 ¥1,219,000
■支援者数 157人
➡ 詳細を見る https://for-good.net/project/1000408
教育・学びをテーマにした参加型展示会を実施
失われつつある伝統文化を次世代に伝えるため、歴史ある博覧会を現代に復活させる形で展示イベントの開催資金をクラウドファンディングで募りました。
106人の支援によって目標を達成し、学びと体験を組み合わせたイベントとして実現しました。
参加者が能動的に楽しめる工夫が随所に見られます。
〈プロジェクトの詳細〉
■PJタイトル名 【世界薬草博&出版プロジェクト】未来に残したい日本の薬草文化
■達成金額 ¥1,134,800
■支援者数 106人 ➡ 詳細を見る https://for-good.net/project/1001839
新商品・新ブランドのお披露目を兼ねた展示会を開催
福祉施設で作られる手織り生地を活かした新しいアパレルブランドの立ち上げにあたり、お披露目を見据えたクラウドファンディングが実施されました。
60人の支援を受けて目標を達成し、ブランドとしての第一歩を踏み出すことができました。
完成前の製品をいち早く手にできるセミオーダー形式のリターンが、支援者の期待感を高めるポイントとなっています。
〈プロジェクトの詳細〉
■PJタイトル名 デザインの力で障がい者のナリワイを創出!手織り生地のアパレルブランド「ヒミチ」
■達成金額 ¥1,029,000
■支援者数 60人
➡ 詳細を見る https://for-good.net/project/1002803
伝統文化・ものづくりの魅力を伝える展示企画を実現
地域に根ざして活動するフォトグラファーが、人々の姿を写した作品の個展開催資金をクラウドファンディングで集めました。
92人の支援により目標を達成し、地域の中で写真展という文化的な場を生み出すことができました。
来場者と作り手が共に作り上げる仕掛けが特徴的です。
〈プロジェクトの詳細〉
■PJタイトル名 【in長野県松本市】人の感情を揺さぶる写真展を開催したい!
■達成金額 ¥587,000
■支援者数 92人
➡ 詳細を見る https://for-good.net/project/1000852
地域コミュニティと協力して継続開催を目指す展示プロジェクト
若手職人の技術継承を後押しするため、職人と師匠が共に作品を出展する展示会の開催資金をクラウドファンディングで募っています。
37人の支援が集まり、応援団という形で継続的にイベントを支える仕組みづくりが進められています。
単発で終わらず長く関われるリターン設計が特徴です。
〈プロジェクトの詳細〉
■PJタイトル名 若手職人を応援する応援団員を募集【弟子と親方展 2026 開催】
■達成金額 ¥410,000
■支援者数 37人
➡ 詳細を見る https://for-good.net/project/1003318
こうした事例からもわかるように、展示会の開催にはさまざまな費用がかかり、その集め方も一つではありません。
次の章では、展示会とクラウドファンディングを組み合わせるとどのようなメリットがあるのか、基本から詳しく見ていきましょう。
展示会×クラウドファンディングとは?組み合わせるメリット
事例を見てクラウドファンティングの解像度が上がった方も多いのではないでしょうか。
ここからは一歩踏み込んで、展示会にどんな費用がかかるのか、なぜクラウドファンディングが展示会と相性が良いのかを整理していきます。
この章を理解しておくことで、次の章で紹介する「実際に展示会を開催するまでの流れ」もぐっとイメージしやすくなります。
展示会の開催にはどのような費用がかかる?
展示会は「会場を借りればすぐ開ける」というものではなく、準備から当日運営まで、意外と多くの費用が発生します。
代表的な費用項目は以下の通りです。
・会場費
・装飾・設営費
・作品・展示物の制作費
・広報・集客費
・人件費・運営費
・輸送・保険費
こうした費用は開催規模やテーマによって大きく変わりますが、事例で紹介したプロジェクトも、複数の費用項目をまとめて調達するためにクラウドファンディングを活用していました。
クラウドファンディングで展示会資金を集める3つのメリット
展示会の開催資金は、自己資金や助成金だけで賄うのが難しいケースも少なくありません。
そこでクラウドファンディングを活用すると、次の3つのメリットがあります。
・資金調達と同時に集客・広報ができる
・想いやストーリーに共感してもらえる
・開催前から仲間・応援者を増やせる
「展示会の開催資金」と「展示会への出展費用」の違い
同じ「展示会×クラウドファンディング」というキーワードでも、実は目的によって集めたいお金の性質が異なります。
・展示会の開催資金:自分たちが主催者となり、会場費や運営費など展示会そのものを作り上げるための資金
・展示会への出展費用:すでにある展示会・見本市に一出展者として参加するための出展料やブース装飾費
前者は「場をゼロからつくる」、後者は「既存の場に参加する」ための資金調達という違いがあります。
展示会と相性の良いクラウドファンディングの種類
クラウドファンディングには、リターンの内容によって寄付型・購入型・投資型といった種類があり、展示会との相性も異なります。
・購入型:支援のお礼として展示会の招待券や図録、限定グッズなどを用意できるため、展示会と最も相性が良い形式です。
・寄付型:社会性の高いテーマの展示会(福祉・国際協力など)で、お礼のメッセージや活動報告を中心にする場合に向いています。
また、資金の受け取り方式にも違いがあり、目標金額を達成した場合のみ支援金を受け取れるAll or Nothing方式と、目標金額の達成有無にかかわらず支援金を受け取れるAll in方式があります。
For Goodではプロジェクト実行者が支援金を全額受け取れるよう、All in方式を採用しており、展示会の開催が確定している場合に安心して活用しやすい仕組みになっています。
次の章では、実際にクラウドファンディングで展示会を開催するまでの具体的なステップを、順を追って見ていきましょう。
クラウドファンディングで展示会を開催する流れ
「展示会を開きたい」という思いがあっても、何から手をつければいいのか分からず足踏みしてしまう方は少なくありません。
ここでは、実際にクラウドファンディングを使って展示会を開催するまでの流れを、6つのステップに分けて紹介します。
この流れを押さえておくことで、準備の抜け漏れを防ぎながら、支援者にも伝わりやすいプロジェクトを作ることができます。
展示会の目的・テーマ・ターゲットを明確にする
まず整理したいのが、「なぜこの展示会を開きたいのか」という原点です。
作品を届けたい相手は誰か、展示会を通じてどんな変化を生み出したいのかを言語化しておくことで、後のプロジェクトページやリターン設計にも一貫性が生まれます。
具体的には、展示会で伝えたいメッセージやテーマは何か、ターゲットはどんな人か、そして展示会を通じて実現したいゴールは何か、という点を明確にしておくとよいでしょう。
この軸がぶれていないプロジェクトほど、支援者にも「応援したい」という気持ちが伝わりやすくなります。
必要資金と目標金額を設定する
次に、展示会にかかる費用を洗い出し、目標金額を設定します。
クラウドファンディングでは、掲載終了後もリターン品の手配や発送などにお金がかかるため、「リターンにかかる費用」+「その他運営費」を差し引いて、手元にいくら残したいかを逆算して設定することがポイントです。
また、支援金の内訳は一般的に友人・知人からの支援が5割、友人・知人の周りからの支援が3割、まったく知らない人からの支援が2割程度と言われており、身近な人への発信が最初の後押しになることも意識しておきましょう。
(参照:https://for-good.net/blog/news-and-blog/46182)
支援したくなるリターンを設計する
目標金額と並行して考えたいのが、支援者へのお礼となるリターンです。
展示会の場合、以下のようなリターンが支援したくなるポイントになります。
・展示会の招待券・優先入場権
・図録やパンフレット、限定グッズ
・作家・主催者との交流機会(トークイベントやレセプション招待)
・展示作品に関連したオリジナルアイテム
金額に応じて複数パターンのリターンを用意しておくと、支援者が自分に合った関わり方を選びやすくなります。
会場・開催時期を決めてプロジェクトページを作成する
目的とリターンが固まったら、会場と開催時期を仮決めし、プロジェクトページの作成に進みます。
プロジェクトページはいわば「プロジェクトの顔」であり、タイトルとトップ画像だけで離脱してしまう閲覧者も多いと言われているため、ここは特に力を入れたいポイントです。
・展示会の開催概要(日時・場所・テーマ)
・主催者の想いやこれまでの活動
・資金の使い道の内訳
・リターンの詳細
これらを分かりやすくまとめることで、初めてページを訪れた人にも展示会の魅力が伝わりやすくなります。
(参照:https://for-good.net/blog/other/99806)
SNS・メディア・関係者への発信で支援を広げる
プロジェクトを公開したら、次は発信のフェーズです。
プロジェクトページを作って待っているだけでは支援は集まりにくいため、SNSでの継続的な発信や、関係者・知人への直接の声かけを積極的に行いましょう。
具体的には、SNSでの進捗報告や制作の裏側の発信、応援してくれそうな知人・団体への個別連絡、プレスリリースやメディアへの掲載打診などが挙げられます。
特に開始直後の支援状況は、その後の伸びにも影響しやすいため、身近な人からの支援を早い段階で集めることを意識するとよいでしょう。
展示会開催後は活動報告と支援者へのお礼を行う
展示会が無事終了しても、それで終わりではありません。
支援してくれた方への活動報告とお礼は、次の活動につながる大切なステップです。
来場者数や当日の様子といった開催報告、支援者への感謝メッセージ、そしてリターン品の発送やお礼状の送付を丁寧に行いましょう。
こうした報告を丁寧に行うことで、次の展示会や活動を行う際にも、再び応援してくれる支援者との関係を育てていくことができます。
次の章では、展示会への出展費用をクラウドファンディングで集める方法について詳しく見ていきましょう。
展示会への出展費用をクラウドファンディングで集める方法
ここまでは、自分たちが主催者となって展示会を開く場合の資金調達について見てきました。
一方で、「すでにある展示会や見本市に出展したいが、費用が足りない」という悩みを持つ方も少なくありません。
ここでは、出展費用をクラウドファンディングで集めたいと考えている個人・企業向けに、押さえておきたいポイントを整理します。
出展料・ブース装飾費・輸送費など必要な費用の内訳
展示会への「出展」には、主催する場合とは異なる費用項目が発生します。
代表的なものは以下の通りです。
・出展料
・ブース装飾費
・輸送費
・渡航・宿泊費
・パンフレット・名刺などの販促物制作費
・人件費
これらは出展する展示会の規模や海外・国内かによって金額の幅が大きく変わるため、事前に見積もりを取り、必要な費用を洗い出しておくことが大切です。
出展費用のクラウドファンディングが向いているケース
出展費用をクラウドファンディングで集めるのが特に向いているのは、次のようなケースです。
新商品・新サービスのお披露目を兼ねて出展したい場合は、出展そのものがプロジェクトの発表の場になるため、支援者にとっても応援する意義を感じやすくなります。
また、海外の展示会に挑戦したい場合は、渡航・輸送費など通常より費用がかさむ分、支援を通じて挑戦を後押ししてもらいやすいテーマといえます。
さらに、社会的意義のある商品・活動を広めたい場合も、単なる販促目的ではなく社会に届けたい思いがあることで共感を集めやすくなります。
逆に、既存事業の販路拡大が主目的で、社会性や共感要素が伝えにくいケースは、クラウドファンディング以外の資金調達方法もあわせて検討するとよいでしょう。
個人・企業それぞれに適したリターン設計
出展費用を集める場合のリターンは、主催する展示会とは異なり、「出展する商品・サービス」を軸に設計するのが基本です。
個人・個人事業主の場合
・出展する作品やプロダクトの先行販売・先行体験
・出展ブースでの個別対応・名前入りのお礼
企業の場合
・新商品の先行モニター権・優待価格での購入権
・展示会当日の招待・工場見学などの体験型リターン
・ロゴ掲載などの協賛的な関わり方
個人は「応援したくなる人柄やストーリー」、企業は「商品・サービスの魅力と信頼感」を軸にリターンを設計すると、それぞれの支援者層に響きやすくなります。
代理店・支援会社が提案時に押さえたい実施パターン
クライアントに対して「展示会出展×クラウドファンディング」を提案する立場の場合、押さえておきたいのは、出展そのものをゴールにせず、その先の販売・認知拡大までを含めた設計を提案するという視点です。
まず、出展の目的が新規顧客獲得なのかPRなのか、あるいは販路拡大なのかを明確にすり合わせることが欠かせません。
そのうえで、出展費用だけでなく、クラウドファンディング自体が持つ広報効果も提案に含めるとよいでしょう。
加えて、出展後のフォロー、つまり支援者への報告や追加販売の動線までを設計に組み込むことも重要です。
次の章では、主催・出展いずれのケースにも共通する、展示会×クラウドファンディングを成功に導くコツを見ていきましょう。
展示会×クラウドファンディングを成功させるポイント
ここまで、開催資金・出展費用それぞれの集め方を見てきました。
同じように準備を進めても、支援の集まり方には差が出るものです。
ここでは、実際の成功事例にも共通して見られる、成功に導くための4つのポイントを紹介します。
「なぜ展示会を開催するのか」をストーリーで伝える
支援するかどうかを決める際、多くの人が見ているのは金額や内容そのものよりも、「なぜこの展示会を開きたいのか」という背景にあるストーリーです。
展示会を開こうと思ったきっかけやこれまでの活動や作品づくりへの想い、展示会を通じて実現したい未来などを丁寧に言葉にすることで、単なる「イベント告知」ではなく「応援したいプロジェクト」として受け取ってもらいやすくなります。
展示会当日だけでなく準備段階も発信する
支援を広げるうえで大切なのは、開催の告知だけで終わらせず、準備の過程そのものを発信していくことです。
作品制作や会場準備の様子、目標金額に対する進捗状況、支援者からのコメントへの返信・反応を記録しておきます。
準備段階の発信を続けることで、支援者は「一緒にプロジェクトを作っている」という感覚を持ちやすくなり、周囲への拡散にもつながります。
支援者が参加したくなる体験型リターンを用意する
リターンは、ただ受け取るだけのものより、支援者自身が関われる・参加できる体験型のものにすると、より支援したくなる動機につながります。
例えば、展示会への招待・優先入場権、トークイベントやレセプションへの参加権、作品づくりの一部に関われるワークショップ体験などがあります。
「もらう」だけでなく「参加する」リターンを用意することで、支援者にとって展示会がより自分ごとになります。
開催後もコミュニティを継続して育てる
展示会は開催して終わりではなく、支援してくれた人たちとの関係を、次の活動につなげていく視点が重要です。
開催後の活動報告で丁寧に感謝を発信することはもちろん、次回の展示会や活動への招待、支援者同士がつながれる場づくりなども意識するとよいでしょう。
こうした継続的な関わりが、次のプロジェクトを立ち上げる際の大きな後押しにもなります。
次の章では、展示会×クラウドファンディングに関するよくある質問にお答えします。
展示会×クラウドファンディングに関するよくある質問
展示会の開催費用はどのくらい集められますか?
金額は展示会の規模やテーマによって大きく異なるため、一概に「いくら集まる」とは言えませんが、支援金の内訳は一般的に友人・知人からの支援が5割、友人・知人の周りからの支援が3割、まったく知らない人からの支援が2割程度と言われています。
つまり、身近な人への丁寧な発信が、最終的な集まり方を左右する大きなポイントになります。
目標金額を設定する際は、こうした支援の広がり方も意識しながら、無理のない金額から検討するとよいでしょう。
(参照:https://for-good.net/blog/news-and-blog/46182)
展示会への出展費用もクラウドファンディングで調達できますか?
はい、可能です。
すでにある展示会や見本市に「出展者」として参加する場合の出展料・ブース装飾費・輸送費なども、クラウドファンディングで集めることができます。
展示会向けのリターンはどのように決めればよいですか?
展示会というテーマならではの体験や特典を軸にすると、支援したくなるリターンになりやすくなります。
リターン例:
・展示会の招待券・優先入場権
・図録やパンフレット、限定グッズ
・トークイベントやレセプションへの参加権
・作品づくりに関われるワークショップ体験
なお、For Goodではリターンの最低価格が1,000円以上と定められているため、金額設定の際はこの点も確認しておきましょう。
(参照:https://for-good.net/help/実行者向け/プロジェクトを始めたい方/24)
法人でも展示会開催のためにクラウドファンディングを利用できますか?
はい、利用できます。
クラウドファンディングは個人だけでなく、法人、地方自治体、NPO法人などさまざまな立場の方が活用している資金調達の手段です。
なお、For Goodではソーシャルグッドな内容のプロジェクトのみを掲載しているため、法人として展示会開催のためのプロジェクトを検討する場合も、社会性のある内容かどうかを事前に確認しておくと安心です。
不安な場合は、掲載前の無料相談を利用するのもおすすめです。
(参照:https://for-good.net/beginners-guide)
(参照:https://for-good.net/start)
まとめ
展示会を開きたいという思いは、あるだけでは形になりません。
しかし、費用の内訳を把握し、目標金額とリターンを丁寧に設計すれば、想いに共感してくれる支援者と一緒に、その場を実現することができます。
今回紹介した事例のように、規模の大小にかかわらず、多くの人が展示会という「想いを届ける場」をクラウドファンディングで作り上げてきました。
改めて、押さえておきたいポイントを振り返ります。
・展示会の開催資金と出展費用では、集め方やリターン設計の考え方が異なる
・「なぜ開催するのか」というストーリーを丁寧に伝えることが共感につながる
・準備段階からの発信と、開催後の丁寧な報告・お礼が次につながる
こうした一歩を踏み出す場所として、掲載手数料0円で挑戦できるFor Goodも選択肢のひとつです。
利用者の7割がクラウドファンディング初心者でありながら、目標金額の達成に向けたサポート体制が整っているため、初めて展示会を企画する方でも安心して取り組むことができます。
大切なのは、完璧な準備が整ってから始めることではなく、まず一歩を踏み出してみることです。
あなたの展示会への想いを形にする第一歩として、ぜひFor Goodでの挑戦を検討してみてください。
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