アートと社会をつなぐ
アートと社会をつなぐ挑戦!ポートランドで学ぶソーシャル・アート実践




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2025/5/9 16:30
KSMoCAでのワークショップ決定と「ソーシャル・アート」連載予告

みなさま、温かなご支援を本当にありがとうございます。
ご支援いただいた皆さまには、先日、ご登録いただいたメールアドレス宛に
「【御礼】クラウドファンディング終了のご報告と今後のご案内(渡辺望より)」という件名で、今後の予定についてのご案内をお送りしております。
お手元に届いておりますでしょうか?
アンケート等も含まれておりますので、追ってこちらの活動報告でも同様の内容を掲載いたします。ぜひご確認いただけましたら幸いです。
✅進捗のご報告
仕事に子育てにと限られた時間の中ではありますが、おかげさまで、アメリカ・ポートランドでの調査研究に向けて日々準備を進めております。
そして、このたび、ポートランド州立大学 MFA Art and Social Practice プログラムのディレクターであり、Community and Context Arts の准教授でもあるLisa Jarrettさん、そして King School Museum of Contemporary Art(KSMoCA)のプログラムディレクターである Laura Glazerさんより正式にご承諾をいただき、「星の箱ワークショップ」をKSMoCAの子どもたちと開催することが決定しました!
現在、Lauraさんが小学校側と調整を進めてくださっており、具体的な日時や対象学年、人数などを詰めていただいています。
今回は急遽決まったこともあり、過去にチェコ・プルゼニ市で実施したプロジェクト(▶︎参考リンク)で使用した組み立て式の箱をベースに、現地の子どもたちに自分の手で「星の箱」を組み立て、仕上げてもらう形式を予定しています。
さらに、ポートランド市内のいくつかの場所に箱を設置し、地元の人々にもプロジェクトの一部として参加してもらう展開も進めていく予定です。
盛りだくさんの内容で、どこまでできるか——。
でも、挑戦すること、進んでいくことがやっぱり楽しくて仕方がありません。
今後の報告も、楽しみにしていただけたら嬉しいです。
📘連載企画|「ソーシャル・アートってなんだろう?」
今回のクラウドファンディングでは「ソーシャル・アート」という言葉をキーワードに掲げました。
けれど、この分野には世界中の研究者やアーティスト、キュレーター、批評家、支援団体などが、それぞれ異なる呼び方や視点からアプローチしています。
- ソーシャル・アート(Social Art)
- ソーシャリー・エンゲイジド・アート(Socially Engaged Art, SEA)
- ソーシャル・プラクティス(Social Practice)
- ユースフル・アート(Useful Art)
- アート・プラクティス(Art Practice)
- ソーシャリー・エンゲイジド・プラクティス(Socially Engaged Practice)
参照:SEALab – Definition
これらの用語はまだ確立された定義がなく、文脈によって意味が揺れ動くものでもあります。そしてそれが、この分野の難しさであり、面白さでもあると私は感じています。
私自身、 アーティストとして、そして教育者として、社会とどう関わるアートをつくっていけるのかを日々考え続けています。そこで今後は、この活動報告を活用して、支援者のみなさんと一緒に学ぶ「ソーシャル・アート」の連載を少しずつ始めていけたらと思っています。
難しい言葉も出てくるかもしれませんが、なるべく平易な言葉で、実例を交えながらお届けしますので、どうぞ気軽にお付き合いください。
おそらく、渡米準備や研修開始に伴い投稿がスムーズにいかない可能性もありますが、時間がかかっても、少しずつ、しっかり書き進めてまいります。
どうぞ気長に、見守っていただけましたら嬉しいです。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
渡辺望
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