古民家再生
奈良・山の辺の道にて、生きる知恵を探求する「里山暮らし研究室」はじめます




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2025/8/16 19:00
干し柿が干せる場所に住みたかった──山の辺の道で暮らすという選択

山の辺の道で暮らす理由
「なぜ、縁もゆかりもない天理にきたのか?」と、よく聞かれます。
理由は、とても素朴です。
「干し柿ができる場所に住みたかったから。」
かつては、山深い限界集落に住んでいたこともありました。 自然は豊かでしたが、買い物は車で1時間。 湿気が強くて、押し入れや冷蔵庫の扉にまでカビが生えることも。
自然は豊かだけど、日常は思ったより過酷でした。
そんな経験から、「次に住むなら、干し柿が干せる場所にしよう」と決めていました。
干し柿が干せる家というのは、
風通しがよく、陽当たりがよく、湿気がこもらない。
買い物もできて、日当たりのいい畑も広がるような、そんな“ちょうどいい里山”。
そうしてたどり着いたのが、奈良・山の辺の道。
柿の生産地で、 秋になると、軒先に柿すだれが並ぶ町。
木々に囲まれた古道、鳥の声、庭には野草。
それでいて、駅も産直もコンビニも徒歩圏内。
ここなら、自然と社会、両方にちゃんとつながっていられる。
“田舎すぎない田舎”── それが、わたしの求めていた場所でした。
今は築100年の古民家を、自分たちで直しながら住んでいます。
といっても、古民家=不便ではありません。
しっかり断熱材を入れて、冬の底冷えをやわらげ、快適なユニットバスも整えました。
古さと快適さのバランスをとりながら、丁寧に暮らしを編みなおす日々。
里山は暮らしの実験室
ここでは、昔ながらの知恵と今の感覚をかけあわせながら、
ここちよい暮らしのあり方を探る実験を続けています
プランターで稲を育てたり、 庭の野草でお茶やチンキをつくったり。
火を囲んで誰かと食卓を囲んだり、 ときには一人の時間を味わったり。
便利なものも、自然の恵みも、どちらも否定はしない。
便利な道具にも頼りながら、「ちょうどいい暮らし方」を自分のペースで組み合わせていく。 そんな日々の試行錯誤を続けていければと思います。
一緒に、暮らしてみませんか?
いま、里山文庫ではルームメイトを募集中です。短期のお試し滞在からでもOK。
「こんなふうに暮らしてみたい」と思った方と、相談しながら進めていけたら嬉しいです。
こんな人に、向いているかもしれません。
- 自然のそばで暮らしたいけれど、山奥すぎるのは不安な人
- 誰かと過ごす時間も、一人の時間も、どちらも大事にしたい人
- 暮らしを自分の手で組み立てていきたい人
- 手仕事や保存食、DIYに興味がある人
暮らしを手で育てる、という感覚に、何かぴんと来た方。
よかったらまずは、見にきてください。
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