地方創生&資源循環
廃棄される栗皮が生まれ変わったお香で、小布施町の魅力を空気ごと届けたい!
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2026/3/2 08:00
【活動報告】小布施の”香”に浸るツアー 「小布施の全力おもてなしプラン」を開催しました!
支援者の皆さま、いつも応援ありがとうございます。
報告が遅くなってしまいましたが、
1月31日(土)〜2月1日(日)の1泊2日にて、クラウドファンディングのリターンとしてご用意していた
「小布施の”香”に浸るツアー 「小布施の全力おもてなしプラン」【1泊2日】【2名様向け】」
を開催いたしました。

今回ご参加いただいた支援者さまは、小布施と関わってから長く、小布施で出会ってご結婚されたご夫妻です。このたび新婚ツアーも兼ねてお申し込みくださいました。私も大学時代からの友人だったこと、そして今回はお二人だけの専属ツアーだったこともあり、お二人のためのオリジナルツアーとして企画しました。
ツアーは「蔵部」でのランチからスタートしました。久々の小布施来訪ということもあり、懐かしい思い出話に花が咲き、和やかな雰囲気の中で旅が始まりました。
ランチの後は、桜井甘精堂会長である桜井佐七さんと合流し、桜井甘精堂の本社工場へ伺いました。
工場に入ると、小布施で最も歴史の深い栗菓子屋である桜井甘精堂のこれまでの歩みが解説されており、桜井さんが先代から「佐七」の名を襲名されたばかりであることも相まって、土地に根づく歴史を強く感じる時間となりました。

工場の一番奥に着くと、桜井さんが搬出口を開けてくださいました。目の前には栗畑が広がり、遠くには北信五岳が望めます。「栗畑のど真ん中に栗菓子工場がある風景は実は小布施くらい。この風景を守っていきたい」と語られた桜井さんの言葉がとても印象に残っています。
さらにその後は町中へ移動し、「栗菓子御三家」それぞれの特徴を桜井さんの視点で解説いただきました。3社がお互いに競い合いながらも、あくまで互いの発展を妨げず、絶妙に戦略を分けてきたというお話は、小布施に住んでいる私にとっても新鮮で、とても面白い学びでした。
続いて、桜井甘精堂の「泉石亭」2階へ移動しました。実はここで、お二人へのサプライズとして、新婚を祝うケーキを用意していました。「栗の木テラス」店長プロデュースによる特別なケーキで、栗がふんだんに使われ、上品な甘さが印象的でした。

その後は「土屋商店」へ伺いました。土屋商店は、もともと町民の集まり場だった商店を改装し、最近オープンしたカフェです。
今回は“香”にまつわるツアーということで、ここでオリジナルのアロマ調製ワークショップを企画しました。
アロマの先生として、お隣須坂市を中心に活躍されているソライロサロンさんをお招きし、お二人には「出会いの地である小布施らしい香り」を追求していただきながら、お二人だけのオリジナルアロマを作っていただきました。
「披露パーティーで使うね!」と大喜びしてくださったのが、とても嬉しかったです。

夜は「evolve」にてフルコースディナーを堪能していただきました。
地元・須高地域の食材を目一杯使ったお料理の後には、小布施堂さんの「朱雀モンブラン」を考案した宮崎シェフによる朱雀モンテビアンコも。
お二人とも「お腹がはち切れそう」とこの上なく満足されていました。
Day1の最後には、霧想の体験会を開催しました。
ここでは、霧想のデザイン・調香に携わったポエティック・キュリオシティさん、東京香堂さんも現地にお招きし、「霧想」が誕生するまでのエピソードをお話しいただきました。
霧想は、さまざまなご縁が偶然重なり合い、生まれたプロダクトです。
実は私(西野)も一番初めから現在までの経緯を聞いたのはこれがはじめてだったのですが、
本当に偶然が重なって今この瞬間があるのだなあとしみじみ感じました。

ライトを落として火をつける瞬間、場がしんと静まり返り、どこか神秘的な空気が漂いました。ゆっくりと立ち上った煙にお二人が顔を近づけ、「確かに小布施の香りがする」とつぶやかれた場面は、つくり手として胸に残るひとときでした。

今回クラウドファンディングに挑戦したからこそ、こうした会を開催できたことも、本当にありがたいご縁だと感じています。
翌Day2は、玄照寺へお二人をご案内しました。
住職より玄照寺のお話を伺い、400年以上の歴史がある玄照寺でも「記録が遡れるのは江戸時代まで。それ以上前は火災などで文書が残っておらず、何があったのかよくわかっていない」というお話がありました。背後で立ち仏さまがこちらを見つめている中で聞くその言葉は、悠久の時を思わせる不思議な体験でもありました。
その後、庫裡へ移動し、住職による坐禅のレクチャーの後、みんなで実践しました。雪が綺麗に積もる池のある庭を、雪見障子越しに覗く向きに並び、住職の合図で目を閉じます。

この時間も初めての試みとして、霧想を焚き、お二人にはその香りを体験していただきながら瞑想してもらいました。坐禅の後は、お漬物や栗菓子を囲んでお茶の時間に。住職が「瞑想中に無心になろうとしても何かしら浮かんできてしまうのが人間。浮かんできたものを無理に捕まえないようにするのが大事」と話してくださり、人間らしさを否定しないその言葉に、深く頷かされました。
改めて、霧想のクラウドファンディングを行ったことで、このような特別な機会を企画し、支援者さまへ“体験”としてお返しすることができました。ご参加くださったお二人、そしてツアー実施にあたりご協力いただいた関係者の皆さまに、心より感謝申し上げます。今後も霧想の活動を通じて、小布施の魅力を“空気ごと”届けられるよう取り組んでまいりますので、引き続き応援いただけますと幸いです。
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