古く美しい集落の暮し
信州奥蓼科の入口/茅野市湖東に暮らすように泊まる「笹原暮らしりゅうの家」を作る




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2025/8/6 20:21
20日目。床下の配管がほとんど完了!

直接手渡ししてくださるご支援もあって、「りゅうの家をつくる」クラウドファンディングはご支援者数37名、ファーストゴール90万円のうち、59万9千円を達成+αとなっています。ありがとうございます!
そのご支援の使途である、「配管」が佳境。
下水の公道からの引き込み工事は済んでいて、あとはその升と家をつなぐ配管が必要なのです。
配管は、当然ながら床が貼られる前にしなくてはならず、たとえば電気配線は、天井が貼られる前にやらなくてはなりません。
(ひとつ前にセルフリノベした古民家は、すべてがむき出しでしたので、そんな順番について思いつきもしませんでした)
ということで、設備の山本管工さんが「…がんばります…」とつぶやいて、家の中の配管だけは急いでやってくださることになりました。
いつ入るかわからないので、今週はずっとりゅうの家で張っててください、と言われている山﨑です。もちろんです。ありがとうございます。
設計士やデザイナーさんを介していない、施主と大工さんのがちんこである今回の施工。
まず誰も、わたしの頭の中のイメージは持っていない、ということが大前提なのに、しょっちゅうそれを忘れてしまいます。
そして大工さんの世界は、寸法と数学と宇宙語のような固有名詞につきる。
話し合う大工さんのそばにいても、半分もイメージできないのですが、山﨑さんどうします?と振り返った棟梁から「通訳」いただいた完成イメージに即判断をしていかないとなりません。また、配管を立ち上げるためには設備の寸法が必要で、そのためには使いたい水回り器具が決まっていなくてはならないのに、具体的にポチるところまで詰められていなかった。
細部のすみずみまで、しっかりと、イメージする。
その水栓の「触感」までイメージできること。
歩数がかぞえられること。
振り返るとそれがあり、どう感じるかというところまで見ること。
感性だけで生きてきたタイプですが、その感性を数字にしないと大工さんにお伝えはできない、ということで、日々、変換することと決断することに一所懸命です。
でも、隣のセルフリノベは、自分のそのイメージを形にする技術が足りませんでしたけれど、今回は、みなさんがご支援くださったおかげで、プロフェッショナルの技術を頼ることができるのです。
必死に数字で自分のイメージを伝えたら、あとは安心できるのです。
なんてありがたいことでしょう。
↑この4本の上水ホースのうち、2本は水洗トイレ、2本は手洗い用。手前の床下は岩がすごいので、水路は比較的おだやかな土の上になります。
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